生意気

ネット関係に勤める僕が生意気にも好きなことを語る備忘録的ブログ。好きな言葉は「急がば回れ」

saidみたいな演奏がエモいバンドが好き

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音楽の好き嫌いって本当に個人差が激しい部分が多い。音楽に対してどんなスタンスで聴いているかで、同じ曲でも大きく意見が分かれたりもする。スタンスというか、単純に好みの話なんですけどね。

 

それは歌詞だったり、ボーカルの声だったり、演奏だったりとバラバラだ。ああこの曲いいなって琴線に触れる部分はだいぶ異なってくる。

 

僕は割と演奏の方を聴いてしまうほうです。これって単純に楽器やってたらみんな行き着くと思うけど、このドラムかっこいいなとか、ベタに「このリフカッケェ」って言う部分から聴き始めるケースは多いと思う。

 

逆にイケボだからと言って良いなと感じることはあまり無い。声が良いなとは感じることはあるけど、それって結局、裏の演奏と合って初めてボーカルが活きる部分だとおもうから、結局楽器もすごく大事なんだと思う。

 

だから歌ってみた系はあまり好きじゃありません。そりゃあ歌うまけりゃそれなりに良く聞こえるようになるわって話。もちろんアイドル系もあまり好みません。あそこらへんは良くわからん。でんぱ組は「でんでんぱっしょん」のみ良しとする。

 

そんなわけで今回は僕が最近ハマっているバンドのお話。なんとなく音楽系は控えていたんですけど、どうしようもなく僕の中のエモい気持ちが爆発しそうになったので記事にします。

 

saidというエモ製造バンド

saidというバンドが、最近僕の中でとてもアツい。演奏がどうとか語ってたけど、もちろん演奏もエモい。つか演奏エモい。

 

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この「youth」という曲。イントロで「ああ、ええなぁ」とそのまま聴いていたんですが、実はこの曲やたらめったらイントロが長いことに気がついた。「イントロのリフがぁ」なんてイントロで語れるほど長い。

 

それもそのはず、ボーカルの声が聴けるまでなんと40秒もイントロを演奏し続けているのだ。近頃の曲は如何にイントロで離脱させないかが重要だとされてきました。バンドのMVを作る過程において、視聴者を離さない工夫としてやっていたのが”可愛い女の子”を置いておく作戦。

 

”可愛い女の子”を起用しておけば、とりあえず男女ともに見入るだろうというのがレーベル側の作戦だったのだろう。まぁ、そんな手法抜きにして、このsaidというバンドは完全に音で落としにきたバンドだ。イントロでそれなりに長い時間、聴くものを拘束しようとしてくる。実際40秒なんて、下手したらサビに入ってる曲とかもあるかんね。

 

でも音がエモいし、徐々に展開が広がっていくから退屈するような感じじゃ無いんだよね。演奏エモすぎて聴けるしこのまま心地いいクリーンなギター音を聴いていたくらい。

 

最近の流行としては、ボーカルのバッキングギターに合わせてもう1人のギターが別のメロディをピロピロ鳴らす系が主流だけど、said見たいな一昔前の音が僕は好きかな。

 

てか昔の音楽とか、今の音楽とかっていう概念すらなんやねんて話だ。

 

シンプルで面白いバンド

ピロピロしたリフを弾くバンドが嫌いなわけではない。ポルカドットスティングレイが僕はめっちゃ好きだけど、このバンドもピロピロ弾いてるギターがいる。

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まあ、ギターがトチ狂ってるかのギター狂人だからそこが面白いところなんですがね。

 

saidとはまた違った。というか全く逆と言える音楽性です。saidは情緒たっぷりなコードを弾いて、そこにエモいメロディが乗っかると言った音楽。

 

かなり抽象的だけど、この雰囲気が好きな人は間違いなく多いし、夕方とかに街の雑踏の中聴きたい音楽に分類されるタイプだ。

 

それが”さよならポエジー”もそうだったりする。

youtu.be

 

この時点で、ああ、お前はこういう音楽が好きなんだともわかってくれるはずです。ポルカみたいな音楽もいいんですけど、僕が必然的に求めているものがsaidのようなシンプルなバンドだったりする。

 

歌とギターとベースとドラム。最低3人で演奏できるくらいが好きだし、そのくらいわかりやすい方が聴きやすいです。逆にこのくらいシンプルなことにおしゃれさを感じる。最悪ギター一本でもいいのだ。

 

古臭いってどういうこと?

saidのようなバンドは時に古臭いだとか、昔っぽいみたいな表現をされることがある。それはどこの時代で、何を根拠に言っているのだお前は、と憤りを覚える時があるけど、その表現を音楽にするのはどうなの?て思ってしまう。

 

僕の好きな漫画家”楠みちはる”さん作の「エイト」という漫画があるんだけど、その作品内で主人公のバンドのボーカルのセリフでこんな言葉がある。

 

「知った時がオレにとって新曲であり、今の楽曲よりそっちの方がカッコいいと思ってる」

 

このセリフには痺れた。作者の楠さん自身、ストーンズとかの世代で、当時からずっと聴いてるが故、愛を感じるセリフです。これには作者自身からのメッセージでもあるような気がします。

 

 

この通りだなぁって思いますね。昔の曲だからどうとかじゃなくて、聴いたその時が新曲だから、年代とかあんま関係ないよなぁって自分の中でいつも腑に落としてます。

 

saidは最近のバンドですけどね。勘違い注意。

 

帰り道とかにお聞きください

エモくて情緒を揺さぶるようなバンドが僕は好きということです。

 

夕方の帰り道にぼーっと歩きながら聴きたいバンドとして僕の中では不動の位置にたったsaid

 

一部HMVでもフリーサンプラーが配布されてるらしいので、お近くの人は手にとってみてください。もしくはYouTubeで見てエモに浸ろう!

 

アディオス。