生意気

ネット関係に勤める僕が生意気にも好きなことを語る備忘録的ブログ。好きな言葉は「急がば回れ」

営業も取扱説明書もいらない時代

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どうも、生意気(@canworks100)です。

 

僕は何度か、このブログ内で「2020年に消える職業」というワードでいくつか記事を書いて、今後なくなる恐れのある仕事にたいして危機感を持ってもらおうと、警鐘を鳴らしているわけですが、単純に「消える職業」というよりは、「稼げない職業」という表現でも間違えではない気がします。

 

そもそも、不況が叫ばれている昨今。給料が上がらないというのは、みんなそれぞれ実感しているとこだろうと思う。

 

今まで軒並み安定と言われていた公務員なども、給料が上がらないと嘆いているほどだ。

 

僕の友人が、市役所の所員として働いているのだが、なかなか昇給は無いんだと愚痴をこぼしていた。

 

今までの常識が変わってきているのは、もはや明確でむしろ従来の常識に縛られていると、逆に追い込まれてしまうというのが、現代の流れだ。

 

緩やかに経済が動いているため、そこらへんの自覚がいまいち希薄だろうが、自分の親の時代と比べてみれば、それは明白にわかるだろうと思う。

 

それこそ、今まで親がしてくれたことを、当然のように自分の子供にできるかどうか?という話にすれば、ご理解いただけるような気がする。

 

そうやって「消える職業」や「安定した職業」が変わっているんだなと、意識しながら生活していると、色々と考えてしまう。

 

僕が思ったのが、「営業」の仕事についてだ。

 

 

 

営業はいらない?

 

 

うるぞーさんという、フリーのプログラマーの方のツイートを拝見して、僕は「営業」という職に対して考察してみた。

 

オックスフォードが発表した「消える職業」の中に、営業はなかったものの、この職業も、もしかしたら危ないんじゃ無いか?と考えた。

 

オックスフォードが提唱した「消える職業」のデータはあくまで、ロボットに置き換えられ、消える職業である。

 

なので、コミュニケーションや、リアルな対応を必要とする営業は、無くならないのではないか?と思うところである。

 

しかし、最近では大手企業ですら、人員の大幅削減に取り掛かっていることを背景に、もしかしたら、営業もリストラを喰らうハメになるかもしれない。

それこそ、第一リストラ候補として上がるであろう職業は、営業な気がしてならない。

 

そもそも、訪問営業自体はいらないだろうし、名ばかりの営業も各企業、非常に多いはずだ。

 

訪問営業に関しては、ドアノックから話し始めまで、ほとんど定型化されているだろうと思う。訪問営業は数を当たりまくる大量行動に価値がある。

しかし、この単調作業はもはやロボットにも可能では無いだろうか?

 

ましてやAI発達の利点は、人間がやりたく無いめんどくさい単調作業を代わりにこなすことにある。

 

こういった機械的な仕事であるのなら、AIに置き換えるべきだろうと思う。

 

 

 

営業は会社の価値を具体化させる仕事

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引用:https://www.eigyoh.com/column/05/

 

営業の仕事というのは、会社の出す製品やサービスを、クライアントに価値を付加して届けることだ。

 

そこでもやはり大事なのは人間力かもしれないが、こと差別化されたものに関してはその必要がない。

 

先のツイートでもそうであったように、シリコンバレーの会社で営業をしている企業は聞いたことがない。

それはつまり比較対象が存在しないのだから、わざわざ説明などしなくてもいいというところがある。

 

例えばiPhoneで有名なApple社。

 

 

 

アップルの製品には取扱説明書などついていない。

それは単純明快でわかりやすいからだろう。

 

そりゃあ、隠された機能なんかもたくさんあり、説明書が欲しいとせがむ人もいるかもしれないが、そもそもそんな隠れ機能は、知らなくてもいい気がする。

 

iPhoneを使う人にとって、最も大事なのは連絡ツールとしてだろうから、最悪電話やメールの設定ができさえすればいい。

 

それ以外の機能については、必要な人が必要な時に調べるなり聞くなりすればいいと思う。

 

iPhoneのように、絶対的な差別化ができていれば、本来であれば広告もいらないし、説明書もいらないのだ。

 

 

 

取扱説明書はまず必要ない

 

営業という仕事には、ある程度の製品の説明知識も必要になってくるが、”物を売る”だけで考えれば、もともとそんなことはどうだっていいように感じる。

 

最新機器のガジェットに取扱説明書が入っていない物が多くなった。

 

iPhoneを始め、アンドロイド端末ですら必要最低限のことしか書かれていない。

 

PDFで見るタイプのものもあるので、コスト削減の意味合いもあるのだろうが、もはや消費者が製品を購入する時に、そこまで重視するべきではなくなったのが、取扱説明書だ。

 

極論ではあるが、「商品に説明はいらない」ということを意味している気がする。

今はもうスマホの普及でインターネットの普及率が増えたのだから、公式のサイトで取扱説明書のPDFをダウンロードできるようにしておけばいいし、その他の機能も、ネットで調べればすぐに出てくる。

 

そんな意味では「製品の価値を創造する上で、インターネットで事足りる」ということになり、営業の価値というのものを、改めて考えさせられる。

 

 

訪問販売以外では、店舗常駐の営業もある。

自動車のディーラーなどがこの対応であるが、車を売る際に自分の店舗で客を待つのが主な仕事。

 

自動車の購入では、ほとんどの方がまず、ネットである程度の車種の情報を仕入れてから、実際に見にいくだろう。

 

最終的にどこで買うかなどは、営業の方の対応が良かったからということになるかもしれないが、この常識が変わってたらきっとそこまで営業に求められるものも少なくなる。

 

非接触型の営業が一般的になれば、お客側もそれが普通だからと、あまり人にこだわることもなく、より合理的に自動車の購入ができるはず。

 

ようは「ウチで買ってくれ」という気持ちがあるから、営業は張り切るわけだし、お客をよいしょしたりする。

 

それが果たして本当の信頼関係かと言われたら、僕はそうではない派だ。

 

できればあまり営業の人とは関わりたくないと思っている。

それが特に強いのが保険の営業である。

 

生命保険の営業のおばちゃんは、それはもうすごいまでの連絡をよこすし、お歳暮や誕生日プレゼントまで送ってくれる方もいる。

確かにありがたいのだが、そこまでされると保険解約する時に色々と面倒なことになるから辞めて欲しい。

 

僕はいずれ保険は解約するつもりでいる。

今は経済的余裕もないことから、念のため、まさに保険として入っているのだが、極論保険なんかいらないだろうと思っている。

 

確かにお客に対してのプレッシャーをかけるに、営業は人であることは望ましいだろうが、そんなもの企業側のニーズに過ぎない。

 

一番良いのは、消費者が求めているものに、しっかり応えられるか。

そのために、営業は別にいらないのではないかと僕は考えたのだ。

 

 

これからは差別化が必要

人件費削減が企業にとってとてもトレンドとして息づいている気がする。その必要性も相まってか無駄な役職もどんどん削られるだろうというのが僕の見解。

 

だからこそ、「消える職業」に中間管理職も入っているのだ。

 

これからは、製品やサービスにわかりやすいはっきりとした差別化が求められている。

 

営業のような感情で訴えるものではなく、感覚で訴える製品の方が面白いのだ。

 

アディオス。