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生意気

元・自動車整備士が綴るブログ

映画「夜は短し歩けよ乙女」を見にいってきました。感想などなど

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森見登美彦さん原作の「夜は短し歩けよ乙女」の映画を見てきたので、その感想を述べていきたいと思います。

 

 

ネタバレ注意ですよ。

 

 

 

ー見た理由ー

 

主人公の”先輩”が大学の後輩”黒髪の乙女”に思いを寄せて、彼女を追ううちに様々な不思議な出来事に巻き込まれていくというストーリーで、一晩に様々な出来事がおきていくのですが、展開がなんともシュールで不思議な構成でした。

 

原作は130万部を超えるベストセラーとなっているだけに、映画自体はすごい気合の入りようで、”先輩”役に俳優兼ミュージシャンの星野源。ヒロイン”黒髪の乙女”役に人気声優花澤香菜さんを起用。そのほか脇役でも、”パンツ総番長”役にロバート秋山さんが担当していたりと、豪華声優陣が揃えられた。

 

 

僕は原作は読んではおらず、何故この映画に引かれたかの理由は、”先輩”役に抜擢された星野源さんの演技に魅力を感じたからだ。

 

youtu.be

 

すごくないですか?

 

彼の人柄はいろんな作品関連の特典映像やライブ映像で知ってたんですが、声優としてもこのポテンシャル。

この役柄はほんとお似合いですね。

 

これで興味を抱いた後に、主題歌にアジカンが採用されたことにより、僕のこの作品に対する見たい欲がMAXに引き立てられました。

 

youtu.be

 

 

歌い出しからもうナニコノ口の気持ちよさ。ついつい口ずさみたくなってしまう言葉のチョイス。ここはゴッチの才能がフルに発揮されたとこでした。

 

 

 

ー独特な世界観を見事に表現ー

とまぁ、そんなわけでこの映画を見たくなりすぎて、いよいよ映画の方を見に行ったわけですが、すごい独特の世界観でした。

 

原作者で映像化不可能とまで言われていたのが頷けます。

逆にこれをどうやって小説で表現しているのだろうか?と思ってしまうほどに魅力的な作品でした。

原作読も。

 

 

これってもう10年前の作品なんですね。素晴らしい。

 

 

主なストーリーは、先輩が思いを寄せる黒髪の乙女が、一晩に様々な体験をするというもので、始まりは結婚式の会場から、そして夜の街に流れ、色々な人と出会い、色々な体験をしてゆくのです。

 

見てて、これちゃんと時間置いて物語が動いているのかな?と思ってたんですが、なんとたったの一夜。

 

大富豪の老人”李白”との飲み比べから古本市での出来事、学園祭に舞台は映り、最後は李白の引いた風邪が町中を覆っていってしまう。

 

文字だけに起こしたんじゃあ、どういう状況かよくわからないとおもいますが、混乱するレベルで物語が移り変わっていきます。

 

恋愛ものかとも思っていたんですが、それだけではなかったようです。

 

 

 

ー見所などなどー

 

主人公であるはずの先輩の出番はあまりなく、乙女にばかりフューチャーされた作品になっていたんですが、女の子に振り回される男を健気に描いており、とても笑えました。

 

なんだかすごい世界に引き込まれてしまったようで、僕も感化されてしまいそうです。

 

一人称で物語が進んで行っているので、見る方もとても没入しやすく良い仕様でした。

 

登場人物(主に先輩と乙女)の目線で物語が語られ、移り変わる状況でもなんとか把握できる。

 

原作も一人称で語られるようなので、原作の見習ってああしたんでしょうね。

 

 

ファンタジー要素が強かったので、リアリティを求めて見に行ったら返り討ちに合うでしょう(笑)

 

こういった不思議な話に僕はえも言えぬ感情にとらわれてしまうのですが、見終わった後の消失感はなんとも。

 

 

ぜひ、映画館で不思議な夜のまちを堪能して見てはいかがだろうか・。

 

 

アディオス。