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生意気

「好きを仕事」にするメディア構築。自己啓発ネタから社会情勢、自動車業界、趣味である音楽、漫画のことを発信します。日々精進。

永田カビさんの「一人交換日記」を読みました。赤裸々だけど、どこかわかる気がする。

前作、「さびしすぎてレズ風俗にいきましたレポ」を読んで、すごい内容だけど、なんか自分的に胸に来るものがあったんですよね。

 

結構刺激的な題名だけに、エ◯目的で購入した方も結構いらっしゃるんじゃないんでしょうか(笑)

 

僕も最初はそんな感じで目に触れたんですが、帯の言葉に心揺さぶられました。

 

「心を開くってどうするんだっけ・・」

題名とのギャップに非常に興味をもち、購入したんですが、すごく面白かった。

僕はこういった社会不適合者(失礼ですかね)の方のお話にはすごく感銘を受けてしまうタチなもので、惹かれてしまうんです。

 

今日は、そんな永田カビさんの漫画をご紹介いたします。

 

 

ー人にとって依存とはー

 

漫画の内容は、永田カビさんの「一人交換日記」を漫画にしたものになっていて、永田さん独特の世界観が繰り広げられています。

 

一人交換日記って・・(笑)みたいな感じに思われる方もいると思うんですけど、僕はなんかわかる気がする。

 

多分この方は、自己表現の仕方がリアルだとうまくできないんでしょうけど、こういった漫画や、文章にすることが一番性に合う人なんですよね。

 

僕もリアルではあまり話す方ではないのですが、文章に書き起こすと色々言いやすくなります。これって共感してくれる方は多いと思うんですけど。

永田カビさんのような方は、漫画家という職業が性に合っているんでしょね。

 

 

この漫画でよく出てきたワードで、「依存」という言葉があります。

依存と聞いてみなさんどう思い浮かべるでしょうか?

 

『依存できる先を増やして、一つ一つの依存先への依存度が低い状態が「自立していること」』と言っています。

 

「一人暮らしができない」「自立できない」と漫画で嘆いているようになかなか実家から出ていけない状態で、右往左往している。

 

自立という考えが、僕が思う自立とはまた違っていて、考えさせられました。

 

彼女の言う自立が、依存先を増やすという前提があり、それが結果自立に繋がると。

 

僕は今ままで、「自立」とは、一人で何でもやっていける”力”だと思っていたのですが、この考えを聞いて、確かにと腑に落ちていました。

縛られることが依存だと思っていたのですが、その依存先を増やして、依存度を低くするという考えは確かにと思うんですよね。

 

僕自身は、あまり家族にどうこう言われず、のびのびとできるので、特に家庭の依存度は低いと思うのですが、そのほか外側で、色々依存があるなぁと思い。

完全に自立というものができているか?と言われると

 

彼女は結局、依存先を増やせたかは微妙なとこですが、徐々に独り立ちしていこうと奮闘する姿は、勇気付けられます。

 

 

ーこういう人も受け入れられるようにー

作品を読んでて強く思ったのが、こういう人に対する考えとかをもっと理解する人が増えないかなだった。

 

永田カビさんの親に言えないとか、周りからなかなか理解を得られないと言ったことは、すごい僕に共感を感じさせた。

 

周りの反対を押し切ったりとか、関係ないまま、自分のやりたいように進むって僕すごい大好物なので、単純に応援したくなった。

確かに親の気持ちとしては、娘が風俗に言って、しかもそれがレズ系だなんて受け入れ難いかも知れないけど、親にすら否定されてしまったら、もう子供は何にもできなくなってしまう。

 

子供はどうあれ、親に褒められたいと言う気持ちがありますからね。

親の考えと違うからと言って、その子の可能性を潰してしまうというのは何とももったいないですなぁ。

 

この作品でも、すごく親と子の関係性が提示されていました。

やはり家庭環境って大事なんだなぁと。

 

なんかうつ病になる子の家庭ってだいたいそうな気がする・・・。

これ偏見なのか。

 

 

 

ーでも前向きですよー

作中では結構表現されてます。

あかんサービス利用したり、首切ったりと(笑)

 

 

頸動脈って奥にあったんですね。知らなかった。

 

でも終始鬱々とした雰囲気の作風ではなく、それでも何とか生きてて、前向きになろうとしている永田カビさんの姿が描かれています。

 

 

なので読んでそこまで鬱になるような内容ではないのでご安心を。

こう、何と自分の欠点と向き合いつつ、改善しようとしているいるので、もう頑張れ!みたいな感じになります。読んでて。

 

まぁ、人間考えなんか人それぞれですし、こういう風で生きている人もいるんだよって、理解を深めて読んでくださったらいいんじゃないですか。

僕はもう普通の日常を描いたエッセイ漫画より、こういった本音を晒した漫画の方が、面白いと感じます。

 

暴露本なんかも流行っているのも、ある種時代の流れのような気がします。

巷ではいろんな漫画作品が溢れていますが、かっこいい展開の物語、人生なんかを描いた漫画もたくさん出ています。

 

そんななかこういった今までとは違う路線の、作品がこうやって受け入られつつある。

確かに親からしたらショックなのかも知れませんが(笑)

 

 

ご興味のある方は是非、一度作品に触れてみることをオススメします。

意外と共感を得れるかも知れません。人間の本来持っている承認欲求がモロにさらけ出された作品。

 

素直に表現を表に出せない人は、きっとまだまだいらっしゃるでしょう。

そんな人の助けになるような作品です。

是非。