生意気

ネット関係に勤める僕が生意気にも好きなことを語る備忘録的ブログ。好きな言葉は「急がば回れ」

自動車整備士になるにはどうすればいいの?専門or就職?

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どうも2級整備士の生意気(@canworks100)です。

 

車が好きで好きでたまらなくて、自分で車がいじれるようになりたい!

 

そう思っている人は、きっと自動車整備士の道を志すことでしょう。

 

僕もそんな車好きの一人でした。

自分で車の故障箇所の原因を特定し、実際に修理できたら格好いいですよね。

 

わかります。

 

でも整備士になるにはどうすればいいのだろう?専門に行くのがいいの?それとも就職した方がいいの?

 

今回は、そんな学校に行くべきか、就職すべきか悩む整備士の卵の方々に向けた記事を書いていきます。

 

メカニックの世界へ足を踏み入れよう。

 

 

自動車整備士資格について

まず、皆さんに知ってもらいたいのが、整備士資格についてです。

 

整備士の資格というのは、大きく分けて3つ存在し、段階的になっています。

 
◯一級小型自動車整備士
 
◯二級ガソリン、ジーゼル自動車整備士
 
◯三級自動車ガソリン、自動車ジーゼル整備士

 

以上三つが、一般的に整備士と言われる資格になります。

 

これを見ると段階的に資格を上げて行くのが正攻法なのでは?と思われるかも知れませんが、整備士として働く上で、二級の資格さえ取ってしまえば、十分というのが現実です。

 

三級の受験資格が、「中卒以上で現場の実務経験を1年以上満たした人」。

二級は「三級合格後、3年の実務を満たした人」。

一級は「二級合格後、3年を満たした人」が受験資格を得られるように、形式上なっています。

 

基本的な試験内容は、実技と学科の二つを受け、両方に合格した人が、資格を取得できるようになっています。一級は、また別に口述試験というものがあり、実技を合格し、学科も合格した人が受験できる仕組みになっています。

 

順当に行けば7年で、一番上の一級小型自動車整備士の資格にたどり着くことができます。

 

これが、実務を積んで資格を取得した場合の、一般的な資格の取り方になります。

 

これが専門学校だと、全く形が変わってきます。

 

まず、入学後2年で二級自動車整備士までの受験資格を得られることになるのです。

そして希望する方は、そのさらに上、一級小型自動車整備士を2年で受験する資格が与えられます。

 

専門学校に通った場合ですと、わずか4年で一番上の一級小型自動車整備士の資格までたどり着くことが可能なのです。

そして、実技試験の免除付きです。

 

専門学校で資格を取る場合だと、短期で資格取得を狙える上、実技試験免除の学科のみの受験ができるようになるのです。

 

こうなってくると、学校に行った方が早く資格を取れていいように見えます。

確かに、就職の際にも強いステータスが付きますし、一応国家資格というだけあり、手当もついてきます。それでもスズメの涙ほどですが。

 

 

ですが、実践向きなら断然、就職しちゃった方がいいです。

 

この制度で問題が起きてくるのが、資格は上なのに、実務においては下っ端という状況ができてくるのです。

 

実際、自分も一級コースを選んで卒業したものの、二級で卒業した組との技術の差には違和感を覚えました。

 

自分で日頃整備をしている学生ならいいのかも知れませんが、そうでない人がほとんどで、実際学校の授業でも実技をがっつりやるかと言われれば、そうでもありませんでした。

 

よく言われるのが、専門出の奴は仕事ができないという評価です。

 

学校の授業では正直限界がありますし、自分でやれる範囲のも限界があります。

自動車整備士という世界は、職人業なので、腕がものを言います。

 

実際、三級でバリバリできるような人もいらっしゃいますしね。

 

なので専門学校に通うか、そのまま就職して実務を積むかの選択は非常に大事になると思います。

 

それでも資格優先で専門学校に通う人の方が多いのが事実ですが。

 

これを踏まえた上で、改めて専門学校か、就職かの違いを話していきます。

 

 

 

 

ー専門学校に通うー

 

先でも言いましたが、圧倒して整備士人口で一番多いのが、専門学校に入学することです。 やはり資格重視で考える人が多いのでしょうか。

もしくはいきなり現場で経験するより、学校である程度の知識をつけてから、働きたいという考えでしょうね。

 

どちらも間違っていませんし、自分もどうせなら専門学校に通うことをオススメします。

 

まず、僕が考える専門学校の利点としましては

 

早く資格が取れる

就職の幅が広がる

楽しい

 

この3つでしょうか。

まずは①について詳しく話しましょう。

そもそも三級整備士という資格の必要性が皆無に等しいのが、上げた理由の一つになります。専門に入ると、この三級の資格取得を飛ばして、いきなり取れるのが二級になるわけです。ここら辺の細かい仕組みはわかりませんが、三級の必要性を感じないというは、そこからきています。

 

続いて②なんですが、圧倒的に就職の先の選択は増えます。

中卒や高卒などではあり得ないような、就職窓口もありますし。

保険会社の求人や、特異なとこだと某ランドのアトラクション整備の求人も来ていました。

なので、より面白い職業に就きたい方は、専門学校に行くのも有りかと思います。

今では人員不足からか、高卒でも大手ディーラーの求人もあるみたいですからね。

高卒の方でも、TOYOTAや日産へ就職することは可能です。その場合、無資格状態で入って、順当に資格を取得する形になりますが。

その場合、手当などの関係で、専門卒の方との給料の差は出てくるかも知れませんが、我慢です。

 

実際、2、30年ほど前まではむしろ専門卒が少なく、現場に早くから出てバリバリ働いていた人の方が多かったというのが、先生からも聞く話です。整備士という職業柄、資格優先という保守的な考えの人が少なかったんでしょうね。

 

ですから当時だと専門卒へのバッシングが酷かったらしいです。今では専門卒が当たり前になってきてますから、そこらへんは大丈夫ですけど、そこからさらに、資格別の格差が広がったように思えます。

 

二級卒と一級卒の格差ですね。

厄介なことに、二級で卒業した人が3年目になって一級卒の人が新卒として、会社に入社するんですけど、一級手当の関係上、3年目の先輩と給料が一緒になるという自体になっているんです。

なんで一級卒の奴は仕事できないのに給料は俺と一緒なんだよと・・。

 

もうこれは仕組み上仕方ないんですよね。二級卒の方はそこは我慢してもらわないと行けません。会社の仕組みなんですから。

 

③の理由は僕がすごい思ってたとこですが、めちゃくちゃ楽しいです。

いや、学校によるのかも知れませんが。

専門学校といってもやはり学校なのは変わりありませんから、和気あいあいと授業を受けられて、非常にいい思い出になります。

なのでまだまだ遊びたいぜ!て方は、専門学校に行くことを強くオススメします。

 

社会人になると途端、遊べなくなりますからね。学生のうちですよ。ホント。

 

という以上が、専門学校の利点でございます。

まあ学校ですから、ここで進路を大幅に変更することも可能ですしね。

実際僕の同級生で、整備士資格は取ったものの、卒業して公務員の試験を受けて、働いている人もいるので、知識をつけるだけ目的でもいいのかなと。

 

あと二級過程と一級過程の、おおよその学費についても書きますね。

 

入学金 約30万円

 

二級コース(2年) 約200万円

一級コース(4年) 約400万円

 

これはおおよそ自分で調べたものの平均です。

前後はするでしょうけど、だいたいこんなもんだと目安程度で参考にしていただけたらなと思います。

 

 

 

ー高卒で就職するー

正直、中卒で募集しているところはあるのかわからないので、あくまで高卒という程で進めさせてもらいます。

 

まず、資格面で言うと一番最初にあげた、いわゆる一般的な方法での資格取得となります。なので昇給ペースは遅いかも知れません。あわよくば一気に工場長など、年功序列でなる場合もあるらしいですが、それはかなり稀なケースです。

会社側からしたら、さっさと管理職にあげた方が色々人件費が安く済むと言うメリットがあるので、こういったスピード昇給は決してない話ではありません。それはどこの業界でも言えることですが。

 

ただメリットといえば、より実践的な技術力が身につくというのがメリットです。

 

確かに資格面だけで見れば、二級取得まで最低4年もかかるわけですが、4年も続けていたら、技術は非常に持てることになります。

中堅レベルにはなっていることでしょう。

 

なので、独立して自分で工場を開きたいだとか、技術重視で行くのなら、早くに就職はオススメです。

 

就職先は限られるかも知れませんが、高卒から雇うよな会社はだいたい人員不足が要因だと思うので、バリバリ働かせてくれることと考えます。

 

自分も前にいた会社が某ディーラーなのですが、僕の年から高卒を採用し始めたので、やはり人員不足はかなり深刻な問題だと思われます。

 

近年自動車整備士の数は年々激減しており、少子高齢化が原因なのか、高齢のメカニックの割合が多いのも事実。

そもそも専門入学者も、ここ10年ほどでかなりの数減っているとのことなので、整備士を目指すのであれば、就職には困らないと思います。

 

研修もしっかりしていて、入社後の研修が約3ヶ月用意されているところが、ほとんどです。専業だとわかりませんが、少なくともディーラーはしっかりとした研修制度を用意していることでしょう。

 

今すぐにでも働いて技術をものにしたいという方は、就職してしまうのが手っ取り早いです。

学校だと試験とかも定期的にあって補習やらで色々大変なので・・(笑)

 

 

ー意外と就職に困らないのが自動車整備士という職業ー

 

先でも言いましたが、整備士人口は年々圧倒して減っているばかりです。

job.clutch-s.jp

 

こういった記事で言及していますが、事業所の数は微小ながら増加傾向にあるものの、整備士人口は減るばかりです。

 

職には簡単に就くことは可能ですが、やはりそういった人員不足や、給料の低下などが問題視されています。

それでも自分の好きな仕事だからと、続けるのも何も悪いことではありません。必要な職業であることは変わりはないので、あと数年で整備士業界がどう変わってくれるかが、肝のになります。

 

今現在、整備士で転職をお考えの方は、早めに行動するのも手だと思います。

 

 

 ↓

 

 同じ工場系の仕事であればたくさんあり、整備士をやって行く過程でとった各資格も役に立つでしょう。

 

これから自動車業界は電気自動車の普及により、今よりもその必要性の幅は間違いなく変わってきます。

新しい技術に対応するためには、より新しい人材が欲しいというのが、業界の考えるところでしょう。

 

整備士業界はここ数年でさらに変容を催すことと思います。その波にいかに乗れることができるかが、業界で生き残るためのコツになってきます。

 

 

アディオス。