生意気

元・自動車整備士の現・Webライター。ノマドに憧れる僕が人生観や仕事観について語るブログ。

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マキシマムザホルモンはコミックバンド。

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B'zじゃないです。今回はマキシマムザホルモンについて語っていきたいと思う。

彼らの楽曲は”ぶっ生き返す”や”爪爪爪”が有名どころだと思うが、果たしてどれくらいの人間がホルモンの音楽に触れているのだろうか。

 

もう4年ほど前になるのか。アルバム「予襲復讐」が発売まもなくで爆発的ヒットを呼び、発売初週で15万枚以上を売り上げ、オリコン1位を獲得した。昨今のオリコンにおいて、某アイドルグループなどの握手券商法などにより、オリコンというもの自体、形骸化されてしまったイメージではあるが、それを差し置いての堂々1位だ。これが真の実力だ。

 

実際、ホルモンのマーケティングについてはかなり特殊で、一般的な広告や宣伝を打たず、さらにレンタル、デジタル配信をこの「予襲復讐」では禁止した。音源が聴きたいならCD買えと、頑なまでの強い意志があってこそ売り出し方。

 

もちろん、初回限定盤や、特典付きなどのいわゆる複数パッケージでの販売もされていない。それでこの記録だ。

まぁ、ぶっちゃけ中身が中身だけに、興味本位で買っているものがほとんどな気もしなくもないが、それで興味を引かせるなどもある意味商法の一つだとして見たらそれは驚異的なものだ。

あのボリュームはもはやバンドという域に捉えられず完全なるコミックバンドだ。

 

コミックバンドという言葉自体、死後となりつつあるように思われるがあえて言わせてもらう。

ホルモンは、コミックバンドだ。

 

 

ー彼らをロック足らしめるものー

 

予襲復讐」や、ライブDVD「Deka VS Deka〜デカ対デカ〜」を見て?貰えばわかるが、もはや音楽要素が薄れてきている。

予襲復讐」では、亮君が漫画世界に入り、色々思いをぶつけるところから始まる。

歌詞解説の部分も今までと比べ物にならないくらいの量と質。これでもかというところである。

そして問題はDVDの「Deka VS Deka〜デカ対デカ〜」だ。

これに関してはツッコむべきところが多すぎるが、ここでは語るつもりはありません。ここではって言うか、どこでも、どんなところでもだけど。

きになる方はマジで買ってください。借りるのも禁止ね。

一体なんだ!と聞かれても意地でも言わない。絶対見ろ。

 

 

 

このDVDたらしめ、亮君が残したコメントがこれ。

 

「俺はもう、エレキギターを使わずにロックをぶちかます方法を見つけてしまったかも知れない・・・。」

 

マキシマムザ亮君

 

そう、これぞロック

 

らしい。

ロック音楽という現代に置ける立ち位置が、変わってきてしまった故の言葉かこれは。

もはやエレキギターでかき鳴らすものも古いとさえ言ってしまっていると取れるこの発言。

ギターをこよなく愛す亮君が、まさかギターを捨てるなんてことはないだろうが、これはギターが無くてもロックはできるということを示唆してしまっている。

 

ホルモンはいつも、奇を衒う行動をしまくってきた。今回のDVD騒動もそう。”業界初の”とかっこつけて言ってしまえば それまでだが、今までにない革新的なものを世に送り出したのは紛れもない事実。制作費は自腹を切り、さらに借金までこさえるという徹底ぶり。アーティストとして、表現者として、最たるものを残そうとする努力の賜物だ。

努力というより、一種の自慰行為的な部分な気もするが、それでもやってのけたのは本当すごい。

よく出てくる中二という言葉がまさによく似合うバンドだ。

子供のやりたいこと全部が乗っかった作品。

 

あ、完全にDVDのレビューになっていますが、まぁそうですな。非常に凝りすぎてて、語ろうと思えばいくらでも話題が出てくるのが、今回のDVDだった。次回作どうするつもりだろう。

 

 

ロックの新しい可能性を提示したとか到底言えないけど、今までやったもことのないことだからこそ、ないことだからこそ、そんだけ反響があったのかなぁって思う。

マジョリティ心理が働いた感じもしなくもなきけど、その反響まで持ってったのは、間違いなく、彼らの実力だし、もう今後一切何してもホルモンだったら許される気がするな。

 

さて、次はどんなことしでかしてくれるんだろうね。

 

アディオス。