生意気

元・自動車整備士のフリーライター。ビジネス感覚を身に付けたいクルマ好きライターのブログ

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SAKANAMONがだんだん生活の肴じゃ済まなくなってる。

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雰囲気から、ああ、好きだなこの音楽ってなることは結構ある。

僕の言う雰囲気って言うのは、MVの世界観だったり、コード感、ボーカルの声質等々。ようはその音楽の世界観がハッキリしているかってことになる。

 

自分はメルヘンな音楽が作りたいんですって言って、ツインペダルのドラムがいると、世界観ブチ壊しだ。アンパンマンの世界にケンシロウが現れるくらい無理がある。

そんなギャグにもならない例えを出してまで、伝えたかったわけだが、うまく伝わっているだろうか。あるいはもうつまらなすぎてブラウザを閉じようとしていたら、頼むからもう少し待ってくれ。まだ本題に入っちゃいない。

 

SEKAI NO OWARIは非常にわかりやすい例じゃないか。奴らはその名の危ない雰囲気通りの世界観を演出している。ライブ映像なんか見ると、メルヘンそのものである。あれは深瀬の頭の中とんでもないぞ。

 

そうそう、深瀬といえば、DTMを使った作曲があまり好きじゃないと言う話を聞く。

僕ね、そんな変な拘り持つ人大好きなんですよ。

機材はアナログ派らしく、ギターに関してもあまり可能性を感じる楽器じゃない見たいな発言をして、何年か前、話題になっていたりした。 B'zの松本さんの発言と比べられたりして、比喩されていたが、そんなんどうでもいいだろうと思う。音楽は人それぞれなんだから、その人の好きなように作ってもらった方が楽しいと思う。 音楽だけに留まらず、芸術作品全般に向けてだ。他と同じことやってたら、何も変化もない。僕は変わり者を応援します。

 

今回語ろうとしてるSAKANAMONというバンドも変わり者であり、その世界観、雰囲気がとても好きなバンドの一つである。今回は彼らのことを語って行こうと思う。

 

 

ー生活の肴という世界観ー

世界観という単語を使いすぎて、少しどうなのかな?と思うけど、教養が無い僕にとって、彼らのあの雰囲気を表す言葉で、それ以外思いつかない。

いっそクリープのことでも書いてみては?と思ったが、クリープハイプについてまだ書いてなかったよね?確か。

 

クリープハイプも変わり者であり、独自の世界観を持つバンドだ。まあ、世界観という単語に、あまりいい印象無いのかもしれないが、彼らは。

 

さて、SAKANAMON

僕が彼らを知ったきっかけはなんだろうと思い返すと、やはり”ミュージックプランクトン”であろう。

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この曲がSAKANAMONの世界観をそのまま表現した曲だと思う。今でも好きな曲だ。

というか、この曲が収録されている、「浮遊ギミック」というミニアルバムが好きなのだ。”ハロ”も中々な神曲だと思うぞ。

 

 

 

なんだろうな。この初期のSAKANAMONってすっごい哀愁漂うような曲が多かった気がする。それこそ、夕暮れ時が似合うような曲。

とある日の昼下がり、四畳半の部屋で音楽を聴くようなイメージが思い浮かんで・・。

 

youtu.be

 

まさにこの曲の最初。”四畳半一間の哲学”という曲がまさに僕がSAKANAMONに抱くイメージそのもの。

このなんも無い部屋でギターを弾く。何も無い空間に音が生まれる感覚をものすごく身近に感じられ、感動さえ覚える。極論ギターと歌えればいいのさ、なんとかなるさって雰囲気。

これがものすごく好き。

 

藤森くんはすごいギターに触れて生きてきたんだなぁて感じると、聞いてるこっちもなんだか気持ちよくなってくる。そして彼の世界を共有することで感じる心地よさが、そのままSAKANAMONの良さに繋がっているように思う。音楽好きさがこれでもかと滲み出している。

 

 

 

ー広がりを見せる世界観ー

そんなSAKANAMONの世界に魅了されて、「浮遊ギミック」を聞き込み、「泡沫ノンフィクション」で”カタハマリズム””四畳半一間の哲学”にハマる。

とか言いつつ、「泡沫ノンフィクション」も全曲通していいんですけどね。

この初期のSAKANAMONのミニアルバム群の良さは、また別の記事で語ることとします。

 

そんで「na」というフルアルバムでメジャーデビューを果たす。

おそらくサカナクションの山口さんのプッシュもあり、ここまで破竹の勢いだったのかもしれないですけど、結構な勢いでメジャーまで駆け抜けてったように思う。

SAKANAMONのテーマである「聴く人の生活の”肴”」からは想像がつかないほどの人気うなぎ登り。もはやただの肴レベルではすまされなくなってきている。

 

その後も作品を次々に出すも、毎回まったくと言っていいほど手の内を変えてきて、どんどんその力を強めてゆくSAKANAMON

 

もっとも新しいアルバム「HOT ATE」はまさかのホタテ仕様。

CDケースという概念突き破り、ホタテとして発売させた。

 

 マジで置き場所困ってるこれ。壁にでも貼ってやりたいわ。

 

これの前にタワレコ限定で、”PLAYER PRAYER”をシングルで発売させているんだが、こっちはまさかのイカ仕様。曲はすっごいかっこいいんだけどね。

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サカナ何処いったってくらい魚そのものを出してこない。

彼らからしたら、魚介類なのだから関係ないのだろうか。それとも単純に酒のツマミとして、藤森くんが好きだから出しているだけなのだろうか。彼は面白い性格してるからな。ほんと。

 

 

まさに奇を衒うの表現にふさわしい彼らの音楽。最近では次第に強大さを増しているような気がする。

強大さというかスケールがもはや生活の肴で済まないと思っているのが僕の考え。

生活の肴ってつまり”オツマミ”ということでしょ?

そんなレベルではもう到底すまされないですよ彼ら。

 

「HOT ATE」を聞いてもらえばわかるかと思いますが、もう手数が多すぎるし、重厚さも増している。

前まではほんと、アコギで作ったものに少し肉をつけたような音楽であったが、今は肉のつけ方がエグい。

 

簡単にいうともう「ゴッリゴリ」。

 

youtu.be

 

いや、最新ですよねこれが今の彼らの。

 

”PLAYER PRAYER”でも充分かっこよすぎて大大大満足な曲に仕上げたのに、さらにこれ。

 

会場限定シングルでは勿体無い出来栄え。

実質ライブでないと聞けない曲になっているのだ。

 

 

 

初期の何処か、哀愁のような雰囲気あるSAKANAMONは確かな力をつけて、今もなお走り続けている。

 

部屋でムシャムシャ摘んでいたはずの音楽が、部屋でただ聴くだけの音楽で収まりきらなくなってきてます。これはもうライブハウスまで肴をツマミに行かなければ。

 

まだ僕自身「アゲッ‼︎」も体験したことのない人間です。

部屋でつまむのもいいですが、思っ域りディナーしてみたいものです。

 

 

アゲッ!!!

 

 

オス!