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生意気

絶賛修行中

みんな知ってる?「セルフメディケーション税制」で賢く節税をしよう。

セルフメディケーション税制 政策

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昨今、叫ばれている、不況、不景気という言葉。皆さん大体の人が「なんとかなるでしょ!」という風に聞き逃しているのかも知れません。意外と知らなかった方がいいことなんてことはたくさんありますが、それでも着々とそういった影響が我々の暮らしに現れているのもまた事実です。

 

怖いのが賃金の低下。

 

最近では給料が上がらないといった声がいろんなところから、聞こえてきていますが、まさにそれが現代の不況の煽りだということ。企業側も上げたくても賃金を上げられず、下げるしかなくなっているというところがほとんどです。何気なく暮らしていると、そんな些細な変化も見落としがちですが、それは確かな爪痕となり、我々国民に降りかかってくる現実。

 

昨年、安倍内閣の働き方改革において、「副業・兼業」を普及するという一連の報道が流れたわけだが、今もなお副業を認めない企業が多い。法的にはなんら問題がないものの、会社を切られるという恐怖が付きまとうのか、未だ普及していく気配がない。副業・兼業という名が、次第にパラレルワークや複業、Wワークなどと呼び名を変えつつあるものの、なかなか浸透していかないとはなんとも虚しい。

 

そんな流れの中、今年に入ってから、とある制度が加えられた。

DC年金とセルフメディケーション税制というもの。

DC年金も今年の初め頃から話題になって認知度も増えたことだろう。もしかしたら社会人の何人かはすでに会社でDC年金に加入しているという人が多いかも知れない。又の名を、「確定拠出年金」。iDeCoなんて言い方もあるが、これは毎月少ない額で投資ができ、そうして増やした資産を年金に当てられるというもの。以前は主に企業に属する者しか加入が難しかったが、今年からは一般の主婦でも加入ができるようになった。この年金で預けた資産は全額控除の対象となるので、ぜひ入ることをお勧めする。各金融機関でもやっているので、自分の講座と一緒に作るのがお勧めかも知れない。

 

そしてもう一つが今回紹介する、「セルフメディケーション税制」呼ばれるもの。

何やら横文字ばかり聞きなれない言葉が並ぶが、年間にOTC医薬品を12000円以上購入すれば、それ以上からのお金が控除されるというもの。

賢い賢い人であるために、僕も勉強がてら、この記事を書いていこうと思う。皆様少々お付き合い下さいませ。

 

 

ー控除の条件ー

 

こういった国が定める政策はなんだか難しく説明されるもの。厚生労働省などのサイトに、目を通しても、長々と文章が続き見にくくなっている。図なども載っているのだが、専門用語など漢字が多く、結構見る気を削がれる作りになっている。なんだ、国民に理解させにくくしているのか。

 

なので僕も読み解くのに何度も目を休ませて、なんとか理解することができたので、簡単にまとめていく。

 

まず、この政策の概要としては

 「健康の維持増進及び疾病の予防への取り組みとして一定の取組を行う個人が、平成29年1月1日以降にスイッチOTC医薬品をご

購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです」

とある。 

完全に引用である。

 

OTC医薬品とは薬局、ドラッグストアなどで市販されている薬のことです。

ロキソニンやルル、ガスター10なんかも対象になっているので、ほとんど全部の一般的に買うであろう薬が対象となっています。こちらの商品、目印として、商品の値札などに、「控除対象」など、何かしらわかりやすく表記されているはずなので、そちらをよく見てご購入ください。

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この控除対象となるOTC医薬品の金額が年間12,000円以上からが控除の対象となってきます。しかし注意しなければならないのが、12,000円を超えて、88,000円を超えてしまった場合は、88,000円までしか控除されません。つまり上限が88,000円までということです。

 

そして次に見るべきは、”取組”と言われところ。

取組ってなんのことだろう?お思いの方がほとんどですよね。

この取組。会社などで行われる定期検診を受けている方のことを言います。

 

この対象となる検診が以下の通りです。

 

①特定健康診査(いわゆるメタボ検診)

②予防接種

③定期健康診断(事業主健診)

④健康診査

⑤がん検診

 

 

 

 

上記2つの条件となり、総所得金額から控除されます。

 

 

 

ー注意しなければならない点ー

 

こういった政策において、いくつか注意しなければならない点が数点ございます。

 

まず一つが、先にあげた上限の問題です。

12,000円から控除の対象になるものの、上限88,000円を超えてしまっては、少し損になる場合もある。そもそもそんなに医薬品を買うのかはわからないが、世帯ごとでまとめて申告できるので、可能といえば可能か。

 

 

そして最も注意して欲しいのが、もしも、上限を超えてしまった場合、どの控除を取るかという問題。

 

実は従来あった「医療費控除」と併用ができないという問題があるので注意しておこう。こちらの「医療費控除」は世帯ごとでの医療費が年間10万円を越してから、その越した分の金額が控除になるというものになる。場合によってはこちらを控除した方がいい場合もあるので、そこらへんの見極めは少し難しいかもしれない。

 

それと申告をする場合だがもちろんレシートが必要だ。お店でもらえるレシートにはわかりやすく控除対象商品に印がつけられているので、問題がないと思う。商品名などがわかるようになっていれば問題はないはずだ。

各取組に関しても必要なものがある。

 

①氏名

②取組を行った年

③事業を行った保険者、事業者もしくは市町村(特別区を含む)の名称または診察を行った医療機関の名称、もしくは医師の氏名。

 

要は自分の名前、健診した場所の名前、医者の氏名など、それと実施した日付を必要書類に書けばいいだけだ。大体は結果の通知書と領収書があれば問題はない。

 

 

 

ーまとめー

色々と厄介な感じだろうが、これも全ては節税のため。

所得が減ったらば、どこかを削ってゆくしかないのだ。

 

今回の政策の狙いは、おそらく医療費の節約にあると思われる。

軽度な症状であれば、自分で対処してください。そうすれば国がいくらか負担してあげますよー。といった感じか。

 

国に財政を圧迫している大きな要因である”医療費”をこの政策でいくらか減らせたら大したもんだ。そのためには国民一人一人がちゃんと理解して取り組んで行かなければならない。

なかなかそうゆうのも難しい話ではあるが、自分がこうやって発信することで、少しでも理解が広がってくれてたら嬉しいです。

 

色々危機感バリバリば医療界ですが、我々ができることはなるだけ医療費を使わないことなんじゃないでしょうかね。

著名な方々今や「予防医療」を謳う時代。がん検診の重要性など、ビジネスに

おいてもそういった「予防医療」が注目を集めている時代です。

 

「病気になったから病院に行く」のではなく、「病気にならないように予防する」に国自体で変えて行かないと、医療費の問題は解決しないのではないんじゃないでしょうか。

 

さて、今回少し真面目な話でしたとさ。

 

 

アディオス。

 

忘れらんねえよは人間的に好き

忘れらんねえよ 音楽

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このアー写めっちゃWeezerみたいだ。

 

僕が忘れらんねえよを初めて聞いたのが、2015年の11月25日。Brian the Sunのレコ発ライブを見に行った際に初めて忘れらんねえよの音楽を聴いた。その時はたまたま友人がブライアンのライブに応募していてチケットが余ってしまったからという理由での参加だったわけだが、ブライアン厨の僕としてはノリノリであった。あのライブはマジで見れてよかったと思ったさ。その時にブライアンからメジャーデビューの発表があったわけだが、あの時のMCが未だに心に残っていたりする

発表自体はほんとサラッと「デビューしま〜す」くらいの脱力感だったわけだが、そのあとのMCで胸が熱くなったのを覚えている。

 

「これから先どうなるかはわかりませんが、あなた達のことを裏切りたくないし、離したくないという気持ちはずっと変わりません。聴いてください。神曲。」

youtu.be

あの流れは完璧だった。神曲はこの日のために作られた曲なのかとかさえ思いもした。その瞬間、僕はこのバンドを一生見ていきたいなと考えました。

 

んで、そん時のライブがスリーマンだったわけだけど、来ていたバンドに忘れらんねえよがいた。その日のトップバッターとして登場した彼らだったけど、初っ端からの飛ばしようがやばくて、一瞬で彼らというか、フロントマンである柴田が好きになってしまった。しかもその時の登場の仕方がアレキサンドロスの”ワタリドリ”。渡り鳥さながらな登場で会場は爆笑の渦だったわけだが、これは彼のポテンシャルがなせるものだ。

 

なんかこの人好きだなって思ってしまってからは、ずっと夢中になって彼を追っていた。演奏してる時の立ち姿勢、ギターの持ち方までなんか好きです。あれ、これって・・・。

 

 

そしてそのライブ以降、彼らの音楽を聴くようになっていった。

 

 

ー本当に言いたいことだけ伝えたいことだけー

それでどんどん聴いていくと感じるのが、滲み出るほどの人間性と欲望。

”寝てらんねえよ””バンドやろうぜ””犬にしてくれ”。

まぁあげたらキリがないけど、どの楽曲も溢れんばかりの欲望が滲み出ててとても面白い曲が多い。面白いっていうより笑える曲が多い。

 

と、同時に思い出すのが、ライブで見た彼の人間性

柴田さんのね。

 

本当にただただ楽しんで音楽をやっていて、正直羨ましいとさえ思えた。

それこそ”バンドやろうぜ”なんて、彼の思いの丈りがとことん乗った曲だと思う。

youtu.be

 

MVも見てもらえるとより伝わるんじゃないのかと。

これのMVの出演者が結構強烈。

 

一般の人から募集した音楽にまつわる動画を、一部一部切って編集された、ものだったり、忘れの”ツレ”達が出演している。

ブルエン、ザチャレ、キュウソ、たなしん、チャットモンチーだ。

 

柴田という人間像が簡単に浮かんできたわけだが、ほんとめっちゃいいやつじゃないか、柴田。

 

30過ぎてデビューした忘れらんねえよは、その実直な音楽に対する姿勢がすごく周りに認められているのかも。

 

もともとサラリーマンをやっていたらしい柴田が、もう一度バンドをやろうと思い立ったきっかけがチャットモンチーの”ハナノユメ”を聴いたことにより感動したところが、忘れ結成の経緯らしい。

 

実はすごいチャレンジ精神の持ち主で、思い立ったらすぐ行動派な真っ直ぐさは、見事滲み出ているように思う。

 

 

ー寝てらんねえからこそ、忘れらんねえよだからこそー

 

実は去年にも一度、柴田さんのライブを見ている。

去年の11月ごろに行われたスペシャ列伝のちょっとした企画モノライブ。「祝唄の宴」にて、ポルカを見に行ったら、柴田さんも弾き語りで出るとのことで。

スーパービーバーの渋谷くんと柳沢くんも弾き語り枠で来てたけど、この二人って仲いいんすよね。

二人ってぶーやんと柴田さんがってことですよ。

 

たまにTwitterとかでも見るけど仲睦まじい姿を見るとなんとも微笑ましい。

 

そんでその弾き語りライブで、柴田がどうしようもなく幸せそうにギターを弾いてる姿を見て、さらにこの人が好きになった。

 

なんかよくないか。見た人ならきっとわかるだろうけど、あのキャラ。

すんごい幸せそうなんだよね。ほんと。

多分ずっとギター弾いて歌ってられると思うよ。

 

あんな姿を見てしまうと応援せざるを得なくなるし、またライブ行きたいなって思ってしまう。

 

 

 

あれからどういうわけか音源をあまり聞かなくなった。ぶっちゃけ。

もちろん「俺よ届け」も買ったし、めっちゃ聞き込みはしたが、最近だと進んで聞こうという気にはなれない。

 

なんか聞くならライブで見たいなぁと思ってしまうバンドでしたとさ。

 

 

アディオス。

掟上今日子の備忘録の人気はなぜ出たのか。ガッキーの方じゃないよ。

掟上今日子 書評

人気という人気だったかは、正直わからないけども、ドラマ化されて一気に話題になっていた。主人公の白髪の探偵”掟上今日子”を新垣結衣さんが演じたことで、一気に人気に火がついたような感じだった。かくいう僕も後から食いついた派だ。本屋に行けばやたらと展開されており、部数も結構売れているようで、どっさりと積まれたその単行本を見て、ついつい購入してしまった。やはりああいったマーケティングの仕方は売れてしょうがないだろう。完全にマジョリティ思考ではあったが、どうにも気になって仕方がなかったのだ。

 

僕はあまりテレビを見ない族なので、掟上今日子というコンテンツがどういったものなのか全く認識できていなかったが、これを機に、話題の掟上今日子作品に触れてみようという気持ちも少なからずあった。

 

おおよその情報で、白髪で記憶が一日しか持たない。

くらいしか把握できていなかった。実際その情報だけを聞いていたら、ただのボケてるババアになるのだが、さすがにそんなんがここまで話題になるわけがないだろう。何かしら秘密があるはずだ。絶対に探ってやる。僭越ながら。

 

 

ー魅力的な2人の主人公ー

一応だ。一応主人公は”掟上今日子”さん。探偵だ。

置き手紙探偵事務所の所長。年齢は謎だ。

この物語は、探偵モノになるのだが、今まであったようなものではなく少し特殊な設定が加えられている。

 

忘却。

 

これが今回の作品を語っていく上で必ずや欠かせないポイントになる。というかこれなかったら、ただ淡々と探偵してるだけになる。ただ事件を追っているだけだ。

 

忘却とは、一体どういうことなのか説明しよう。

ただの忘れっぽいだけならまだ可愛いものだ。というかそんなんじゃ探偵も務まらない。それではどういうことか。

一日だけなら今日子さん、類い稀なる記憶力を発揮する。果たして本当に忘却探偵なのか際どいところだが、一日だけならものすごいのだ。

 

そんな彼女が記憶を失うきっかけが睡眠。大概の人間が一日の終わりに眠りにつくが、この行為が、今日子さんにとっては一生の終わりに近い。だって寝てしまったら記憶を失ってしまうのだから。なので彼女の仕事である推理、事件は一日で完結するものなのである。もしくは終わらせる。ゆえに付いた二つ名が「最速の探偵」である。どんな事件でも一日で解決してしまう、依頼者からしたらとても強いキャッチコピーになる。

なので今日子さんの事務所には毎日のように変わった依頼が入ってくる。

 

今回取り上げる、「掟上今日子の備忘録」では全部で3つの事件が絡んでくる。いわゆる一話完結型であるので、テンポよく読める。

この忘却探偵シリーズは巻によって、一話完結だったり、一巻丸々同じ事件だったり、多様だ。この「掟上今日子の備忘録」はシリーズ第1巻にあたり、掟上今日子という人物を知ってもらうためか、全て一話完結である。

 

最初の事件はとある研究所で起きた事件。内容は大事なデータが入ったSDカードの紛失であった。そして疑われたのがこの研究所にアルバイトとしてきていた”隠館厄介”だった。

隠館厄介がこのシリーズのもう1人の主人公と一重も過言ではない。物語の語り手的存在で、今日子さんの助手的位置を担う存在だ。探偵ものでよくあるバディもの。ワトソン的ポジションだ。

 

しかしそんなありきたりな登場人物と違うのが、彼の特異体質。体質というのか定かではないが、彼はこういった際に真っ先に疑われる不幸体質の人間だったのだ。この体質が災いして、この先、何度か”置き手紙探偵事務所”にお世話になるのだが。

 

今回の研究所の事件でも真っ先に疑いの目を向けられる厄介。内心またか・・と思いつつも、いい慣れたセリフと共に今日子さんを召喚した。

 

「探偵を呼ばせてください。」

 

 

 

掟上今日子の魅力ー

 

ガッキーの話じゃないですよ。今回まったくドラマには触れないで進むつもりなので。

 

トラブルメーカーの隠館厄介が事件を呼び、今日子さんを召喚するというのが、この物語の大体の流れ。巻数が進むといろんなキャラが事件を今日子さんに依頼して、その人が相棒になるのだが、最も多いのがこの隠館厄介というキャラ。最新刊の「掟上今日子の旅行記」でも終始、掟上今日子の相棒を努める。

 

そうやって人様の為に仕事を引き受ける今日子さんではあるが、実は結構なお金好き。

依頼料もかなり割高らしいが、それでも「最速の探偵」のブランド名は只者じゃないようで。

 

痛快なほどにテンポがいいので、気がついたら謎が解けている。

 

著者、西尾維新の言葉遊びも健在で、読んでて面白くなってくるのだ。

僕はこの作品で初めて西尾作品に触れたが、聞いてたほどに言葉遊びが匠だった。キャラの名前も然り、その文中に出てくる言い回しさえも気持ちのいいほどに言葉がハマる。

 

今までにない追い込まれて窮地に立たされるような探偵ものとは違い。あまり危なくもなく窮地に立たされない。しかも主人公が至って冷静に事件を解決する様が、こちらとしても読んでいて何んとも爽快なのだ。

 

いってしまえばスリリングさは皆無にしろ、また別の爽快感のようなものはある。

 

 

忘却探偵シリーズ。全8巻発売されているが、未だ今日子さんの謎も解けないまま。

なのでこれから先の展開次第では、スリリング要素もまだまだ期待できそうではある。

 

次巻が楽しみである作品の一つ。

 

アディオス。

 

 

カッパが現れた時、ぼくはどうするか。

雑記

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日本にはたくさんの妖怪が住み着いています。

ろくろ首、雪女、ダイダラボッチ、座敷わらし、ぬらりひょん、リモコン隠し、ちん毛散らし等々。

被害に遭われてる方も何人かいることだろう。

自分は妖怪リモコン隠しの被害によく会う。欲しい時に手元に無いイライラは想像を絶するものだ。テレビが見たいのにリモコンが無い。寒くてすぐにでも暖房をつけたいのに、リモコンが無い。探している間、徐々に寒さが体を蝕み、やがて凍傷で生き倒れる。想像したら恐ろしいことだが、いつも寸前のとこで見つかるから、今日もなんとか生きている。本当に奴らは時と場面を選ばない。もし、風呂上がりの時だったらと想像するとげに恐ろしい。ついでに現れるのがちんげ散らしだ。風呂上がりで散らかせられたら溜まったもんじゃ無い。とてもじゃないが勝ち目がみつからない。

 

対処法としても、絶対そんな散らし野郎とは友達になろうとも思わないし、一緒に体操なんてしようものなら、あそこがツルッパゲになってしまうだろう。誰だ、あんな奴でも友達になろうとしているやつは。

 

妖怪と言っても、いろいろいるわけだが、今回の議題は「カッパ」だ。

カッパ。何かと誤解されがちだけど、禿げたおっさんをカッパというのはちと違うぞ。

カッパは水辺にしか現れないが、ハゲはいたるところに出現するので、注意が必要だ。

ちなみに僕、こんなハゲディスってはいるが、ハゲ治療も専門でやっているので、薄毛でお困りの方、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

さて、セールストークはこんなところにしといて、今回の本題に戻ろうと思う。

 

 

カッパ。多分日本人のほとんどの人が知っているであろうカッパ。

むしろ知らない奴はいったい何者なんだ。そっちの方が妖怪だわ。

 

そんで今回、もしも突然カッパに遭遇してしまったら、僕はどう対処するだろうという妄想に基づいてまとめたものになる。武井壮さんばりのシュミレーションにシュミレーションを重ねた結果を綴りたいと思う。

 

 

ーシュミレーション其の1 水辺ー

 

基本的に奴らは水辺に現れる。僕の地元にもカッパ池という池があるが、そこにはカッパが住み着いており、入ってきた人間を池に引き摺り込み、襲う習性を持つらしい。其の池の周りはなぜか木の塀で囲まれており、人の侵入を拒んでいるかのようにできているので、カッパがいる説はあながち間違いではないと思っている。

 

そんなわけでもしも池の辺りなどでカッパに遭遇した時の対処法を考えた。

基本的に奴らは水辺での活動を余儀無くされる。理由は頭の皿だ。

カッパは基本的に戦闘力がズバ抜けて高いらしいが、その圧倒的強さに相反して、弱点も存在する。

頭についた皿の水分が無くなると死んでしまうらしい。その皿の形状は諸説ある。一般的によく見かける食器タイプのお皿。これだったらば、コケさせれば簡単に水は無くなるだろう。というかこのタイプの皿であれば戦闘中の激しい動きで徐々に水分が吹き飛んでいってしまうだろうが、一体どうなっているのだろう。

次いでのタイプがドーム型のお皿。つまり蓋があるタイプのカッパだ。たまに傘を被るタイプも見受けられるようだが、そういった蓋をしてる系のカッパは厄介だ。どうやって水分を無くすかが、勝負の分け目になる。あいにく、お皿が頭部についているという設定のおかげで、太陽に晒されやすい位置にあるため、蒸発させることは可能だろう。

その際は、水分の補給に行かせないために徐々にだが、水辺から遠ざけないといけなくなる。河童のその時の状況次第だが、むやみに水辺から遠ざけようとすると、こちらの戦法を見破られ、あまり遠くまで追ってこない可能性もある。そのため、戦闘中、もしも本当にヤバいとなったら、逃げるのも手だ。その際、決して背中を向けてはならない。河童の技の一つに尻子玉を抜く技が存在する。俗に「シリコドレイン」と言われる技だ。これは古来より伝承で言われてたことだが、よく水死体が上がった時なんかに、「河童に尻子玉を抜かれたんじゃ・・。」なんて村長格の人間が言ったりするが、それを危惧してのことだ。戦闘中は絶対に背を向けてはならない。肛門にあるというその尻子玉は魂と一緒とされている。なぜ肛門にそんな玉があるのかは諸説あるが、男の場合だと合計3つの玉を宿していることになる。男は守るものが多い。

 

 

 

ーシュミレーション其の2 街中ー

 

河童には大好物が存在する。

そう、きゅうりだ。

現代の技術の進歩により、野菜などの作物が一年中採れるようになり、キュウリの収穫時期は主に夏頃と言われているのに、もう一年中食卓に並ぶようになっている。

だがその利便性の反面、農薬爆撒きにより、その野菜の栄養価が軒並み減少傾向にあるのが今の日本の現実だ。栄養価は戦後の野菜と比べ、20分の1だったり10分の1だったりと諸説あるが、減少傾向にある。もともとキュウリには栄養がないとも言われているが、それでも全くなかったとは言い切れない。そんなわけなので、カッパもさぞ残念だろうとは思ったが、そうでもない気がしてきた。

 

そもそもカッパはキュウリが好きという設定はどこからきているのか?

 

キュウリには水分が多く含まれているので、水分補給にはもってこいだろう。持ち歩ける固形の水筒のようなものだ。カッパが水の近く以外で活動する時のエネルギー補給剤としては機能することだろう。しかしだ、この設定間違いではなかろうか?

私は様々な文献を読み漁り、その設定の根源を探そうとしたが、ついぞ探し当てることができなかった。

 

なのでここはキュウリが好きという前提で話を進めていく。

 

さて、先の話の農薬爆撒き栽培法により、キュウリは一年中取れるようになった。

収穫時期は夏頃というのもあって、カッパとしては外出するには少し不利な時期だ。

だが今、それが解消されてしまったので、一年中外に買い物に出ていけるようになった。つまり街中でのカッパエンカウント率が上がっているということだ。これはかなり人間的には痛いところ。

カッパは普段その妖力で人間と何一つ変わらない姿で、街中に溶け込むことができるが、何かのアクシデントにより、万が一戦闘になってしまった場合はどう対処すべきか?

 

まず、すでにキュウリを購入した後か前かで状況が変わってくる。

もし購入した後だった場合は戦闘は不利な方に行く。ホームコース外での戦闘により、水分補給がままならなくなってはいるが、その手にはキュウリを持っている。これでいつでも水分が補給できるようになっていからだ。そうなっては必死に削った皿の水分を回復させられてしまう。

なので狙うんであれば購入前が理想だ。そうなれば薬草を持たない勇者よろしく袋のネズミだ。ここぞとばかりに皿を狙おう。

 

ただこの時にカッパは、生命の危機に瀕するため、とても必死になる。

スーパーや大きなモールで戦おうものなら、甚大な被害につながる恐れがある。

奴らの基本戦闘スタイルは相撲らしく、隙の無い戦いを見せる。相撲といえば動きが緩慢で張り手一本押し出しなイメージがつきまとうが、実はあの戦闘スタイルは非常に優秀なのである。

まずその姿勢。前傾に倒れこむそのスタイルは最もバランス取れた体制で非常に踏ん張りもきくため、前方からの攻撃には大体対処できる。後ろに回ろうものなら、どちらかの足を軸にし、簡単に方向を変えることも可能なので、結果前方で攻撃を受けることになるため、攻撃が通じないも同然だ。

おまけに攻撃手段である張り手。

奴らの手は水かきが付いているため、その打撃ポイントの範囲が非常に広い。

攻撃は一点に集中したものの方が強いのだが、カッパのその戦闘スタイルは、完全の守りの方。

しかし奴らの必殺技である「シリコドレイン」は完全に相撲関係なしに発現できるため、実質攻守両方優れたスタイルになっている。

 

正直街中だろうが、水辺だろうが御構い無しに奴らは強い。

 

 

ーまとめー

結果どうシュミレーションしても河童の戦闘スタイルが非常に優れているため、勝ち目を見つけるのが難しい。しかし臆することはない。人間には文明の利器がある。

何かしらの能力を好きに付与できるのが人間の強みだ。そして人間は圧倒して数が多いいので、もしもの時は周りの人にも戦闘に参加してもらおう。そうなったら文字通り百人力だ。カッパに圧勝できる。「シリコドレイン」もSPなどの使用制限もあるので、そんな頻繁にはうってこないはず。なので安心して戦闘に挑もう。

それじゃみなさん。カッパにあった時は冷静に対処してくださいね。

 

 

アディオス。

 

浅野いにお作品の胸を抉られる感は凄まじいもので。「零落」

浅野いにお 漫画

 

 

 

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新連載始まりましたね。浅野いにおさんの最新作「零落」。

零落という単語の意味は、落ちぶれるという意味らしいが、この時点でもうこの作品がどんな世界観かが想像がつく。今現在、週間スピリッツにて「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を連載しているのにも関わらず、唐突の新連載だ。

一話目にしてお得意の暗い物語を展開して、ネットでも主人公の描写の濃さというか人間味みたいなものにすでにシンクロ度が異常との声も上がり、コミック発売を待ち望む声も多数。

 

デデデデがまだ完結してないうちにもう一作始めて大丈夫かよ?と思ったが、Twitterの発言から、おそらく短編ものであろう事が伺える。

 

 

 

一冊分という発言からおそらくは、一巻。書き終わるまでの連載だろう。

だとしたらデデデデは大丈夫か。

 

そもそも浅野いにおさんは、短編漫画家というイメージがあるので、一番しっくりくる形かもしれない。大ヒット作の「ソラニン」ですら、たったの2巻である。あのクオリティ、物語の濃さでたったの2巻はエグい。というか今までもそうだったけど、無駄に伸ばさないとこがいいよね。「うみべの女の子」もまた然り。

 

おやすみプンプン」に関しては、プンプンの半生を語るためにあのくらいの巻数は必要だったとは思う。あれにしたって全13巻だし。微妙に揃えやすい巻数ではあると思う。

 

持ち上げすぎか。

 

 

まだもうちょい抑えられた気がしなくもないですがね。

ペガサス合奏団の件とかいるのかな?て未だに思うのですが、どうなのでしょうか。あそこはどう受け取ればよかったんだ。すっごい謎。でもほんと最後の鬱感は凄まじいものだった。愛子ちゃんの最期とかなんか怖かったもん。それを背負って歩くプンプンなんだか怖い。死体と旅するプンプン怖い。ああいった展開は一体脳みそのどこから湧いてくるんだろうか。もう十分怖すぎるし、読んでてやめてくれぇと心の中で叫んでた。顔は無表情だが。

 

あ、もう一回読み直したくなった。

 

 

ー軽いネタバレ含みますー

 

「或る漫画家の魂の漂流を描く」

のキャッチフレーズで始まる今作。

 

魂の漂流とは一体なんのことだろうか。

 

物語は、長期連載を終えた漫画家「深澤」が主人公。

唐突に10年後に話が移るんだけど、10年前の深澤がめっちゃ種田に似てた。

しかも冒頭で出てくる川沿いのシーンってソラニンの・・。

 

てかこの時の女の子が言うセリフが怖い。

 

「首を絞められてる時だけが、安心できる時間だから。」

 

超メンヘラ。

 

こういうのが得意ですよねいにお氏。

なんだろ、このサブカル女子によくいる、私独特の世界観持ってますよ系女子。

 

こんな女子描くの得意なのがいにお氏。一体どんな恋愛してきたんだろうと、気になってしまうは、彼の女性絡みの情報は一切入ってきていないので、一応いにお氏の妄想としておこう。

 

もともと浅野いにお作品に出てくる女性はこんなキャラが多い。

だから多分こんな女子がタイプなんだな彼は。きっと。

 

冒頭から浅野いにおワールド炸裂で、立ち読みだったけど、すごく惹きつけられた。このためだけにスペリオール買ってもいい。今更になって買っておけばよかったって後悔してる。

まぁ、単行本発売まで待ちます。

 

そういえば、ものすごく言いたいことあったんだけど、浅野いにおさん、「ソラニン」の頃より、明らかに絵柄変わってるよね。

 

というか「おやすみプンピプン」の頃より、その変化の予兆はあったけども。

最後の方ね。不動産屋のおっちゃんは完全にいっちゃってるデザインだし、ゲス美なんか完全に中川凰蘭のクリソツだ。

 

てか凰蘭って今見ると凄い字だな。これで女の子って。凰蘭。

変換出てこなくて大変だったぞ今。

 

でも凰蘭のキャラデザ的に、もう「ソラニン」の頃の面影はないよね。

漫画家は、キャラの描き方とか変わるもんだとは思ってたけど、あそこまで奇形な感じになるってのは、正直驚き。

 

ワンピースの奇形はまだ許されるが、浅野いにお氏は少し違和感。

一応リアリティな感じはあるから、顔が変な奴とかはちょっと。

 

でもよくよく考えてみると、世界観的には結構非日常モノではあるなと、ふと思う。

 

まぁデデデデは完全にSFではあるが、おやすみプンプンは結構やばい。

何も不思議な力があって、てわけじゃないけど、人間が普段持っている想像力や妄想力を前面に押し出したものな気がする。

 

神様神様チンクルホイ。

 

この呪文絶対いにお言ってるぜ。多分幼少の頃から。

 

子供の考えそうな呪文で、その言葉選びも結構ニアで面白い。

うんこ神とかもそうだけど、子供って何かしら内在神のようなものは宿してる気がする。

何かを願う時の「神様仏様〜〜」てやつ。

みんな必ずしも小さい頃、こんな風にいもしない神という存在に祈っていたことだろう。

プンプンに出てきた神様はまさしくこれだろう。

 

自分の神様はどんな姿だろう?

想像してみて出てくるのは立派な髭を生やしたおじいちゃん風な神様だ。完全にゼウスだろ、自分の想像。

 

話がだいぶ脱線してしまったが、こんなところだ。なんかまとまんなくなってきたので此処ら辺で一先ず切ろう。

 

 

とにかく新連載の「零落」。この後の展開がとても楽しみな作品である。

いやぁ、全くどう展開するのか予測つかない。

突拍子もない展開をぶっ込んでくるからな、彼。

 

主人公が2話目で死ぬ、くらいのインパクトでないともうだめだ。

 

次回の話がとても気になる漫画である。

 

アディオス。

マキシマムザホルモンはコミックバンド。

マキシマムザホルモン 音楽

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B'zじゃないです。今回はマキシマムザホルモンについて語っていきたいと思う。

彼らの楽曲は”ぶっ生き返す”や”爪爪爪”が有名どころだと思うが、果たしてどれくらいの人間がホルモンの音楽に触れているのだろうか。

 

もう4年ほど前になるのか。アルバム「予襲復讐」が発売まもなくで爆発的ヒットを呼び、発売初週で15万枚以上を売り上げ、オリコン1位を獲得した。昨今のオリコンにおいて、某アイドルグループなどの握手券商法などにより、オリコンというもの自体、形骸化されてしまったイメージではあるが、それを差し置いての堂々1位だ。これが真の実力だ。

 

実際、ホルモンのマーケティングについてはかなり特殊で、一般的な広告や宣伝を打たず、さらにレンタル、デジタル配信をこの「予襲復讐」では禁止した。音源が聴きたいならCD買えと、頑なまでの強い意志があってこそ売り出し方。

 

もちろん、初回限定盤や、特典付きなどのいわゆる複数パッケージでの販売もされていない。それでこの記録だ。

まぁ、ぶっちゃけ中身が中身だけに、興味本位で買っているものがほとんどな気もしなくもないが、それで興味を引かせるなどもある意味商法の一つだとして見たらそれは驚異的なものだ。

あのボリュームはもはやバンドという域に捉えられず完全なるコミックバンドだ。

 

コミックバンドという言葉自体、死後となりつつあるように思われるがあえて言わせてもらう。

ホルモンは、コミックバンドだ。

 

 

ー彼らをロック足らしめるものー

 

予襲復讐」や、ライブDVD「Deka VS Deka〜デカ対デカ〜」を見て?貰えばわかるが、もはや音楽要素が薄れてきている。

予襲復讐」では、亮君が漫画世界に入り、色々思いをぶつけるところから始まる。

歌詞解説の部分も今までと比べ物にならないくらいの量と質。これでもかというところである。

そして問題はDVDの「Deka VS Deka〜デカ対デカ〜」だ。

これに関してはツッコむべきところが多すぎるが、ここでは語るつもりはありません。ここではって言うか、どこでも、どんなところでもだけど。

きになる方はマジで買ってください。借りるのも禁止ね。

一体なんだ!と聞かれても意地でも言わない。絶対見ろ。

 

 

 

このDVDたらしめ、亮君が残したコメントがこれ。

 

「俺はもう、エレキギターを使わずにロックをぶちかます方法を見つけてしまったかも知れない・・・。」

 

マキシマムザ亮君

 

そう、これぞロック

 

らしい。

ロック音楽という現代に置ける立ち位置が、変わってきてしまった故の言葉かこれは。

もはやエレキギターでかき鳴らすものも古いとさえ言ってしまっていると取れるこの発言。

ギターをこよなく愛す亮君が、まさかギターを捨てるなんてことはないだろうが、これはギターが無くてもロックはできるということを示唆してしまっている。

 

ホルモンはいつも、奇を衒う行動をしまくってきた。今回のDVD騒動もそう。”業界初の”とかっこつけて言ってしまえば それまでだが、今までにない革新的なものを世に送り出したのは紛れもない事実。制作費は自腹を切り、さらに借金までこさえるという徹底ぶり。アーティストとして、表現者として、最たるものを残そうとする努力の賜物だ。

努力というより、一種の自慰行為的な部分な気もするが、それでもやってのけたのは本当すごい。

よく出てくる中二という言葉がまさによく似合うバンドだ。

子供のやりたいこと全部が乗っかった作品。

 

あ、完全にDVDのレビューになっていますが、まぁそうですな。非常に凝りすぎてて、語ろうと思えばいくらでも話題が出てくるのが、今回のDVDだった。次回作どうするつもりだろう。

 

 

ロックの新しい可能性を提示したとか到底言えないけど、今までやったもことのないことだからこそ、ないことだからこそ、そんだけ反響があったのかなぁって思う。

マジョリティ心理が働いた感じもしなくもなきけど、その反響まで持ってったのは、間違いなく、彼らの実力だし、もう今後一切何してもホルモンだったら許される気がするな。

 

さて、次はどんなことしでかしてくれるんだろうね。

 

アディオス。

 

「錬金」を読んで、テクノロジーの進化にすごくワクワクしてる。

堀江貴文 書評

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「心が自由になれば、金も権力もいらんのや!」

作中で、登場人物の一人が語る言葉ですが、まさにその通りだなと、思いました。

この言葉は、著者、堀江貴文氏の言葉だと思うと、彼は決して拝金主義なんかじゃないんだなと思います。なにを今更!て話ですが、どういうわけか、未だに彼を拝金主義だとか言ってる輩をちらほら見かけるので、もうほんとそういう奴らはなんというか。

どうにも見かけだけや、噂程度の知識でディスってるやつを見ると、心底腹が立って仕方がない。気にしないのが一番なんだろうけど、まだそんなできた人間ではないので、なんとかしてわかりしめたい。そんな気持ちから、今回の記事を書いているところは少なからずある。

 

まぁ、まず人柄を知ってというとこと、ある程度、発信者の声には耳を傾けて欲しいと思う、僕なりの考えです。そしてただの自慰行為のは変わりありません。悪しからずご容赦ください。

 

 

 

ー感想ー

 

大前提としては、自分で読んでもらいたいってのがあるので、あまり多くは語りません。今回のこの小説は、今までの堀江貴文氏の小説シリーズ「成金」「拝金」からなる3部作目。

僕これあとがきで知りました。

最近になって堀江氏に興味を持ち、彼のコンテンツを色々読み漁ったりしているので、小説も初めて。正直、小説を書くというイメージがなかったので、どんなもんかと、若干、斜めから見ていました。そして、読み終わった後の感想としましては。

 

非常に面白い。

 

思ってたほど、というのが本音ではあるが、意外とストーリー設定などもしっかりしていて、伏線も張ってあったり、ストーリー自体、だいぶ凝っていた印象。

堀江氏自身、ITに精通があるので、そこらへんの話がほとんどを締めていて、彼の脳内で考えたのであろう未来の日本の姿が映し出されている。

自動化が進み、セグウェイの未来形であるグレインホースという機械が出てくる。

この堀江氏が予測する未来の姿に、僕は心を打たれずにはいられなかった。

彼が思い描いた未来はまさしく理想であり、そうなるべきだと考えさせられる。

まずレジの自動化は当たり前。それにより、よりスムーズな買い物が実現でき、今、話題にされている、「Amazon Go」のようなイメージ。

さらにグレインホースという未来の乗り物。大方セグウェイを想像してもらえばよろしいかと思うが、それ。いずれバイクという移動手段が無くなると書かれてたのですが、バイクもいずれは趣味の乗り物となるのでしょうかね。僕自身、バイクが好きなので、ほんの一部しか乗らなくなるのかと思うと寂しい気持ちもします。ですが正直、セグウェイがこれからもっと進歩して、自動運転なり、自動ブレーキ、果ては勝手に障害物を避けるなどの機能がついたら、そりゃそっちにみんな移るわ。とは思った。合理的発想すぎて、そんなバイクに対する憐れみが萎んで、むしろグレインホースみたいなもの推進派になってしまった気がする。

技術の進歩は確実に暮らしを良くしていくなと納得させられた。

 

 

そして、おおよその話の展開だが、これはほぼノンフィクションとして見てもいいのだろうか?僕はITの分野に関してはあまり詳しい方ではないのだが、この作品で展開される話は、現実のIT革命と被っているような気もする。てか著者自身が、そう一えいるのだからそうなのか。

 

登場人物や、会社名は、ほんのチョット捩っただけで、絶対あの会社だろ、絶対あの人だろ、とわかるようになっている。

最近IT分野に興味を持ってきた僕としては、わかりやすい教科書。入門書的な感じで見ていいのかなとは思った。

 

途中で、あまりにマニアック過ぎる会話が出てきて、オイオイオイオイオイと困惑させられたが、これわかる人にはニヤニヤしている展開何だろうか。

 

登場人物は割と少なくって、キャラ名など覚えやすくてよかった。無駄に名前ついてるモブキャラとかいると、間を空けて出てきた時、誰だねんこいつってなりかねないから、それがなくてよかった。主に主人公と、主人公の師匠と西島さんくらいだったからな、主に。後、女。

 

女との性交渉の場面も非常にリアルに細かく描写されていたので、没頭しやすかった。堀江氏の女性事情については全然把握できてないんだけど、実際のとこどうなのだろう?子育てに関心が無いという発言をこの間、見たので、結婚願望みたいなものは特に無いんだろうけど、やはり女は必要なのだろうか。ムムム。

 

 

そうそう、言い忘れていたのだが、この作品は今流行りのタイムリープもの。

最近では「君の名は。」や「時をかける少女」など、タイムリープする作品がヒットの要因になっていたりして、欠かせない設定の一つになりつつある。

時を戻すというのは、人類にとってタブーなことなのかどうなのか議論別れるところではあるが、この作品のある人物が、そのタイムスリップを可能にしてしまっている。そこで過去に飛ぶのが主人公になるのだが、そこで現代の歴史、状況が二転三転していく様が、どうにも複雑。

 

確かに本来の道筋とは違う時間軸で、時代が動いていてしまっているので、主人公自身ああだこうだ言っていたが、「悪くない」って言ってるのは笑った。これ完全に著者の言葉そのままですよね。

 

僕はこんな未来はありだと思ったし、そうなったら楽しいだろうなって思いながら、作品を読んでいました。変な話、猫型ロボットにワクワクしていた幼少の頃の気持ちが蘇ってきた感じがしました。空飛ぶコプターまではいかないまでも、そんな時代がきたらただただワクワクするな。そう思って、この作品、すごく面白かったっです。

 

堀江氏のようなイノベーター思考の方々の発言は、批判ばかりが降りかかります。それは理論上仕方のないことなのでしょう。出る杭は打たれるじゃありませんが、自分も少しでもイノベーター側にいたいと思う人間なので、こんな方々の言葉一つ一つを吸収して生いきたいなって考えています。生存者バイアス的な考えではあるのかもしれないが、少なくとも成功者はいるし、敗北者の話に耳を傾けても、自分の足を引っ張るだけだと思ってる。自分はもっと先を見て見たいと思ってる・・・・。

 

 

て何を言ってるんだ。とりあえず「錬金」面白かったですよーと。

そんな読書感想文でした。

うん金賞。

アディオス。